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おすすめ大阪本

受講生がおすすめするこれぞ「大阪本」のご紹介です。

・岸政彦・柴崎友香 著 『大阪』 河出書房新社 2021年
バブル景気前後の大阪ってこんなんやったなと思い返せる(新たに知る)1冊

・武部好伸 著 『大阪「映画」事始め』彩流社 2016年
大阪が日本の映画発祥の地と知った一冊

・橋爪節也 著 『橋爪節也の大阪百景』創元社 2020年
OSAKA生涯学習情報誌「いちょう並木」連載集。

・今井祝雄 著 『未完のモニュメント:まちのアートは誰のもの?』樹花舎 2004年
大阪大学中之島センター1階展示タイムストーンズ400原石にまつわる秘話。

・中島らも 著 『定本啓蒙かまぼこ新聞』新潮文庫 2008年
てっちゃん親子の漫画が大阪的にシュールです。

・福田紀一 著『霧に沈む戦艦未来の城』河出書房新社、1975年
中之島の内部をくり抜いて底に鉄板を貼り、舷側やデッキをコンクリートで固めて戦艦未来の城を造った西日本国政府。「あのあたりに、以前は軍艦最上のマストを建ててあったのですが、超大型戦艦未来の城にはふさわしくないから、太陽の塔をマスト代わりにした
のです」と太陽の塔を運んで来た話をする呉野円平。荒唐無稽な小説。(近江由紀子)

・中谷信生著『耳鳥斎アーカイヴズ』(関西大学東西学術研究所 資料集刊36)関西大学出版部 2015年
 大坂の絵師 耳鳥斎の戯画集。「大坂のおかしみ」が随所にに表現される。

・阪本一房著『出口座 民話脚本集』出口座 1996年
 1975年から2000年まで大阪吹田の出口町にあった、阪本一房氏率いる人形劇、紙芝居一座「出口座」の脚本集。紙芝居の「絵」は、街頭紙芝居画家や座員が描いた。裏面には「脚本」の記載がなく、演者は、阪本一房氏監修による脚本を頭に入れ演じた。この本は、
脚本を記録するため制作されたのではないかと思われる。
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